Little Feat / Rockpalast Live [Pioneer Artists / PA-10507D]
Little Feat / Rockpalast Live
[Pioneer Artists / PA-10507D]
販売価格: 1,200円(税込)
在庫1
商品詳細
■国内プレイヤー視聴可/インサート付。
■メディア:B/状態良好品。
■ジャケット:B/状態良好品。
本作は、1977年にドイツでTV放映されたリトル・フィートのパフォーマンスだ。長年のファンで、このバンドの70年代のライヴに親しんできた方は、ここでの演奏にいくつかの難点を発見することになるだろう。サウンドはオリジナル音源のモノラル・ミックスを忠実に伝えてはおらず、PAシステムは不調、ビデオ映像もピンボケ気味の上に舞台照明のせいで彩度がおかしく、撮影機器の選択を誤ったとしか思えない。どうしてこんな物をイチ押しするのかって? もちろん理由はある。70年代最高のライヴ・グループの姿をとらえた本作は、技術的な問題があるとはいえ、彼らの卓越した演奏をまとまったかたちで記録した初のビジュアル作品だからだ。
当時のライヴ・ロックはアリーナ級の大規模なコンサート会場を強く意識しており、入念なスタジオ・ワークや壮大な音楽性をミュージシャンシップによって再現してやろうという試みも盛んだった。そんな時代にあって、リトル・フィートは興味深い例外だったと言える。柔軟な姿勢と熟達した演奏技術を持つ6人組は、複雑で繊細な性格の強い音楽をシンプルで取っ付きやすいかたちで聴かせてくれた。ガットバケット・ブルース、カントリー色豊かなフレーズ、ニューオリンズのセカンドラインを思わせるシンコペーションを融合させ、カラフルな(そして時にシュールな)楽曲に仕立て上げた彼らは、正真正銘のハリウッド出身のバンドだったにもかかわらず、しばしば南部のブギ・バンドと間違われたほどだ。しかも、リトル・フィートには陽気で精力的なフロント・マンがいた。初代リーダーにして主力ソングライターのローウェル・ジョージである。彼の力強いエレクトリック・スライド・ギターの響きは、多くのミュージシャンたちに影響を与えることになった。
この演奏は、ドイツのエッセンから生中継されたもの。ジョージはこの時期、初心に戻って、より一般受けしそうなアレンジを許容するようになっていた。曲作りにおいては、キーボードの名手ビル・ペインとセカンド・ギタリストのポール・バレアが大きな役割を果たしている。グループ共通のスタイル、すなわち少し崩したリズムや意表を突くジャズ風ハーモニー、人生の知恵と詩的表現をスマートに織り交ぜた歌詞が、得意のレパートリーで花開く。傑作ライヴ・アルバム『Waiting for Columbus』を思わせる好調さだ。
もし最先端のDVDクオリティーをお望みなら、本作はおすすめできない。しかし、史上もっともクールなロック・バンドのひとつが遺してくれた貴重なステージの記録をお探しなら、この『Little Feat: Rockpalast Live』は何度アンコールを求めても足りないぐらいの感銘を与えてくれる。(インフォより)
1 Welcome 0:36
2 Skin It Back 5:27
3 Fat Man In The Bathtub 5:21
4 Oh Atlanta 4:27
5 Day At The Dog Races 9:13
6 All That You Dream 5:31
7 Old Folks Boogie 4:29
8 Dixie Chicken 11:44
9 Tripe Face Boogie 7:57
10 Feats Don't Fail Me Now 6:35
11 Willin' 4:22
12 Rocket In My Pocket 4:38
Bonus Track
13 Cold, Cold, Cold 6:14
Bass – Kenny Gradney
Drums, Vocals – Richie Hayward
Guitar, Vocals – Lowell George, Paul Barrere
Keyboards, Vocals – Bill Payne
Percussion, Vocals – Sam Clayton
■メディア:B/状態良好品。
■ジャケット:B/状態良好品。
本作は、1977年にドイツでTV放映されたリトル・フィートのパフォーマンスだ。長年のファンで、このバンドの70年代のライヴに親しんできた方は、ここでの演奏にいくつかの難点を発見することになるだろう。サウンドはオリジナル音源のモノラル・ミックスを忠実に伝えてはおらず、PAシステムは不調、ビデオ映像もピンボケ気味の上に舞台照明のせいで彩度がおかしく、撮影機器の選択を誤ったとしか思えない。どうしてこんな物をイチ押しするのかって? もちろん理由はある。70年代最高のライヴ・グループの姿をとらえた本作は、技術的な問題があるとはいえ、彼らの卓越した演奏をまとまったかたちで記録した初のビジュアル作品だからだ。
当時のライヴ・ロックはアリーナ級の大規模なコンサート会場を強く意識しており、入念なスタジオ・ワークや壮大な音楽性をミュージシャンシップによって再現してやろうという試みも盛んだった。そんな時代にあって、リトル・フィートは興味深い例外だったと言える。柔軟な姿勢と熟達した演奏技術を持つ6人組は、複雑で繊細な性格の強い音楽をシンプルで取っ付きやすいかたちで聴かせてくれた。ガットバケット・ブルース、カントリー色豊かなフレーズ、ニューオリンズのセカンドラインを思わせるシンコペーションを融合させ、カラフルな(そして時にシュールな)楽曲に仕立て上げた彼らは、正真正銘のハリウッド出身のバンドだったにもかかわらず、しばしば南部のブギ・バンドと間違われたほどだ。しかも、リトル・フィートには陽気で精力的なフロント・マンがいた。初代リーダーにして主力ソングライターのローウェル・ジョージである。彼の力強いエレクトリック・スライド・ギターの響きは、多くのミュージシャンたちに影響を与えることになった。
この演奏は、ドイツのエッセンから生中継されたもの。ジョージはこの時期、初心に戻って、より一般受けしそうなアレンジを許容するようになっていた。曲作りにおいては、キーボードの名手ビル・ペインとセカンド・ギタリストのポール・バレアが大きな役割を果たしている。グループ共通のスタイル、すなわち少し崩したリズムや意表を突くジャズ風ハーモニー、人生の知恵と詩的表現をスマートに織り交ぜた歌詞が、得意のレパートリーで花開く。傑作ライヴ・アルバム『Waiting for Columbus』を思わせる好調さだ。
もし最先端のDVDクオリティーをお望みなら、本作はおすすめできない。しかし、史上もっともクールなロック・バンドのひとつが遺してくれた貴重なステージの記録をお探しなら、この『Little Feat: Rockpalast Live』は何度アンコールを求めても足りないぐらいの感銘を与えてくれる。(インフォより)
1 Welcome 0:36
2 Skin It Back 5:27
3 Fat Man In The Bathtub 5:21
4 Oh Atlanta 4:27
5 Day At The Dog Races 9:13
6 All That You Dream 5:31
7 Old Folks Boogie 4:29
8 Dixie Chicken 11:44
9 Tripe Face Boogie 7:57
10 Feats Don't Fail Me Now 6:35
11 Willin' 4:22
12 Rocket In My Pocket 4:38
Bonus Track
13 Cold, Cold, Cold 6:14
Bass – Kenny Gradney
Drums, Vocals – Richie Hayward
Guitar, Vocals – Lowell George, Paul Barrere
Keyboards, Vocals – Bill Payne
Percussion, Vocals – Sam Clayton
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